ホームページ制作会社に依頼したときにトラブルが発生することが年々多くなっております。もちろん、ホームページを依頼する側もホームページを作る側も多くなっているので、当たり前のことではあります。
ホームページ制作会社の殆どは良い業者ですが、残念ながら悪質な業者も少なくありません。具体的にどんなトラブルが発生しやすいのか、どのように対策したらいいのかについても理解して頂いて、ホームページ制作の依頼をするときの参考にしてください。
トラブルは制作中と納品後に多い
ホームページ制作会社とのトラブルは制作中と納品後に多いです。例として、当初の予定よりも大幅に遅れて納品されるケースです。納品予定日はあくまでも予定日なので、多少ズレることはあります。ですから余裕を持っておいた方が良いです。
もちろん、制作中にお客様からの要望などがあり、作業が多くなって遅れる場合などもありますが、予定日よりも2ヶ月以上遅れるようなら、割引してもらうなりの「あなたが納得する提案」をしっかり伝えた方が良いです。
納品後の修正費用に注意
修正費用に莫大な費用を請求するなどが少なくありません。文章を少し変えるだけや写真を1枚変えるだけなどで、5000円以上もかかる制作会社もあります。作業費に関しては、制作会社の考えもあるかと思うので、高い安いを断言出来ませんが、文字の入れ替えや修正、写真の入れ替えやコンテンツの追加あたりは、追加修正作業費を前もって聞いておいた方が良いです。
デザインのクオリティ
希望していた内容とは全く違ったクオリティの物を納品されなどもあります。これに関しては制作前のデザインを見せて貰った方が良いでしょう。専門的な用語になりますが「コーディングする前にデザインの最終確認をさせてください」と伝えた方が良いです。
あるいは2〜3日くらいに一度は必ず制作状況を連絡してもらうとかトップページが出来上がったら見せてもらうなど、中間報告をしてもらった方が良いです。こんな感じで作って下さいと言って、1ヶ月後にあなたのイメージと全く違うデザインが完成する可能性もあります。中間報告をしてもらうように伝えておきましょう。
制作費を払ったら消えてしまう業者あり
特にひどいのは年間契約として前払いで料金を支払ったのに、その後まったく音沙汰なく制作会社が消えてしまうことです。または、制作費を払ったのに制作会社が消えてしまうこともあります。
制作費は全額前払いにしないようが良いです。出来れば納品後の制作費を支払う形で問題ない制作会社を選ぶのもトラブルを防ぐコツのひとつです。妥協案としては半額を支払うことなども方法のひとつです。
トラブルが発生したらすぐ対応
トラブルが発生した場合の対策となるのは弁護士に相談することや消費者センターに連絡することだといえます。できるだけ早く連絡することで、トラブルを最小限に抑えることができる可能性はあります。
トラブルが起こらないように必ず契約前に見積もりをもらうことが必要となります。契約前に見積もりをもらうことや見積もり時に更新の時に費用がかかるのか、ホームページの著作権は自分たちにあるのかなどを正確に確認しましょう。
納得できるように確認することで、トラブルを回避し納得できるホームページを完成させることができるからです。わからないことに対して適切に説明をしてくる企業は、ある程度信頼できるといってもいいでしょう。あいまいな言い方で説明するときや専門用語を使って素人にわからないような説明をする企業は避けたほうがいいです。
口コミサイトも参考に
口コミサイトを見て依頼することも検討してください。口コミサイトで契約トラブルなどに関する口コミが絶対ない企業なら、安心できるといいます。なお、ホームページの営業担当者などから連絡が来る場合は、信頼性の低い企業である可能性があるため、避けたほうがいいでしょう。あるいは企業名を確認してインターネットで確認してから判断してください。